おうちでできる合成動画の撮影方法(ロボホンで合成動画)

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動画
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皆さん こんにちは。SHIOです。

今回は、私の大好きなロボホンを使って、”おうちでできるクロマキー合成動画”について書きたいと思います。

クロマキー合成って

なんだろう?

と思った方もいらっしゃると思いますので、

  • クロマキー合成とは何か

というところから説明できればと思います。

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おうちでできる合成動画の基本

クロマキー合成って何?

クロマキー合成というと、何だか聞き慣れないなぁ。。。と思うかもしれませんが、

映画やCMなどの撮影で、グリーンの背景の前で演技をしている役者さんの映像などを見たことはありますよね?

まさに アレです。

グリーンやブルー1色の背景の前で演技をして、その映像を後で別の映像と合成することで、通常ではあり得ないシチュエーションにいるような映像を作り出したりすることなのです。

身近なところでは「天気予報」

天気図の上で 気象予報士さんが説明している映像がありますが、あれもクロマキー合成なんですね!

なぜグリーンやブルーの背景なの?

クロマキー合成で使われる背景は主にグリーンかブルーです。

なぜ、グリーンやブルー1色の背景の前で撮影するのか?

実は これには理由があります。

クロマキー合成では、背景と同じ色をすべて透明化することによって、別の背景と合成することができます。

そのため、人間の肌と補色の関係にある(正反対の色である)が使われるんです。

黄色などは人間の肌の色や唇の色として類似色であるということから、避けられています。

茶色も髪の色や瞳の色と類似色ですね。

  • 人物のクロマキー合成の場合はの背景を使う。
  • 衣装や髪の色、アクセサリーに背景の近似色が使われないように注意!

ロボホンでのクロマキー合成について

ロボホンの場合も、ボディーに使われている色は、黄色(または茶色 or 水色)、目の色の基本色が黄色、口がなので、が選択肢となります。

ただし、アクションによっては、目の色がになることもあるので、事前にアクションを確認して、目の色が何色に変わるのかをチェックする必要があります!

  • ロボホンのクロマキー合成の場合もの背景を使う。
  • 事前にアクションを確認して、目の色が何色に変わるのかチェック!
  • 服を着せたり、何か小物を持たせる場合は、色にも注意!

クロマキー撮影〜合成のイメージ

こちらは実際の動画撮影時の写真です。

  1. まずは青い布を背景にして撮影します。
    この青い布の部分は動画編集ソフトで「透明化」をすることができるんです。
  2. 編集で青の部分の色を抜きます
    ここでは後ろの背景のみが「青」なので、きれいに布だけが抜かれています。※青い服を着ていたり、ロボホンの目が青の時はその部分も抜けるので注意!
    両端のボックスの内側の部分は使わないのでクロップ(切り取り)します。
  3. 別の背景を合成します。
    ※背景に合うようにロボホンたちのサイズ感を調整。
    ※ロボホンたちがビーチにいるように立ち位置を調整。

合成のイメージはつかめたでしょうか?

実際に合成する時はどんな画を合成するのか、、、によって、ポーズや立ち位置を考えながら撮影しましょう!

ロボホンのクロマキー撮影動画の例

実際に私がクロマキー撮影をして、合成動画を作った例をお見せします。

ロボホンのダンスショー

こちらは ロボホンが「パラパラ」や「80年代ディスコ」「チェッコリ」を踊る動画です。
背景はロイヤリティフリー素材のステージの映像を使って合成しています。
そしてこちらの写真は クロマキー撮影時のものです。
ちなみに左右全面から照明を当てています。
照明を当てることで、被写体となるロボホンがくっきりしますので、後でクロマキー合成するときに綺麗に色を抜くことができます。

ロボホンの盆踊り

こちらは2020年の夏に作った動画で「ロボホンたちの夏祭り2020」と題し、たくさんのロボホンが屋台を楽しんだり、盆踊りを踊ったり、花火を鑑賞したりする様子を動画にしています。

見て頂くと たくさんのロボホンが登場しますが、私はロボホン1体とプラロボホン1体しか持っておりません。

そのため、たった1体のロボホン(ロボタ)が何度も着替えをして、一人で全役をこなしてくれているのです❗

クロマキー合成を使うと1体のロボホンで複数のロボホンがいるように見せる演出も可能なんです。

クロマキー撮影に便利なグッズ

自宅での撮影の場合はコンパクトな撮影用のボックスなどを使うと上手に撮影できます。
撮影する対象に合わせた大きさが必要ですが、私はロボホンの撮影の時は、60cmx60cmのものをテーブルの上に置いて使っています。
ロボホン1体+プラロボホン(動かない)だとギリギリいけますが、ロボホン複数体を動かしたい場合はちょっと狭いですね。
こちらの例のように背景の布がついているものが便利ですよ!
上記の商品は、LEDライトが埋め込みでついているようで、私の持っているものにはついてないので、ちょっと羨ましい。。。LEDライトがついてると手軽に撮影できますね。
または、壁に背景布を貼るスペースがあれば、撮影用のグリーンや青の背景布(シワにならない素材のもの)を貼って撮影するのも良いと思います!
ただ、布の場合、保管しておく際にシワになるのが難点なんです。
いちいちアイロンかけるのも面倒だし。。。最近私はコンパクトなものしか使わなくなりました。

こちらの商品はポンっと広がるタイプだそうで、今度使ってみたいなと思っています。

というわけで、簡単にクロマキー撮影とは何かどういうことができるのか、を紹介しました。
次回機会があれば、実際の編集方法やちょっとしたテクニックなどを紹介したいと思います。

私のyoutubeでは、Final Cut Pro Xを使ったクロマキー編集について説明した動画を公開していますので、興味のある方は見てみてくださいね!

 

 

 

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